発達障害や身体障害児などの要支援児童への受け入れについて

本教室では、1番下のクラスに、未就学児のための1時間のコースがあります。
このクラスを中心に、低学年、あるいは高学年クラスに軽度の障害を持つ子供達を受け入れています。

ただ、誰しも必ず受け入れるということではありません。
受け入れ条件として、3つクリアしていただかなければならないことがあります。

1つめに、講習時間内は騒いだり、立ち歩かずに制作が出来ること。

2つめが、先生の指示が理解できること。

3つめが、絵や工作が好きであること。

上記がクリアできる場合には、障害の状態やレベルに関わらず、
私達に可能な限りの努力で対応させていただく姿勢です。

尚、当教室は民間経営であり、いかなる助成も受けていません。
したがって運営が成り立つ範囲での協力が前提となります。
教室の人数、障害の程度、それらの要因が講習に大きく影響を及ぼす場合は、受け入れが出来ない場合がありますことをご了承下さい。
出来る範囲でお役に立ちたいと思っています。

アトリエホンキースの発達障害に対する考え

私は過去8年間、園児から20歳位までの子供に美術指導をしてきまして、
実に300人を越える人数に関わってきました。

現在自閉症傾向の発達障害児は50人に1人くらいと言われています。
ですので、その割合からすると6人程度しか会わなかったことになります。

しかし実際には、保護者さんから告白を受けただけでも20人を超えます。
中には私(先生)からの偏見を恐れるのか、診断を受けていても告白してくれない親御さんもいます。

そして、早期に私が感じ取った発達障害あるいはそのグレーゾーンと言われる子供達も多く存在しました。

それらのグレーゾーンを含めると40人近いかもしれません。

300人中40人だと、7〜8人に1人は何らかの発達障害だったことになります。

私の仕事において、その人数の多さの要因は以下のことと考えられます。


1、美術教室はチームワークのいらない個人技であること。

2、身体能力や運動機能の遅れが関係のない習い事であること。

3、他の習い事では先生が発達障害に対する知識が無いため、
そのような児童の受け入れは教室運営の妨げになると考えられてしまうこと。

4、自閉傾向の児童独特の作品表現力があること。

私は特に3と4にあげられる要因について言及の余地を感じ、
同時に現時点での社会体制の遅れも感じます。

必要なことは、個別の言葉に置き換えると

「知識における理解」「理解から来る支援」「可能性の開拓」

となりましょうか。

いずれにしても個人の教室でこういう試みをはじめるには運営上リスクが大きいことも承知です。
が、誰かが始めて行かなくては時代は変わっていかないものですし、

指導的な立場にいる人間に行動力が求められる時期とも感じるのです。

まずはアトリエホンキース自身のチャレンジですので、
試行錯誤しながらこの試みをなるべくうまく持続させる努力をして行きます。

ご理解と支援を宜しくお願いします。

アトリエホンキース

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